ポルトガルにカステラ
1996年、ポルトガルの菓子職人パウロ・ドゥアルテが長崎の「松翁軒」でカステラ製造の修行をし、450年かかって日本で成長したカステラ - パォン・デ・ローを本国に里帰りさせたのです。
ついにポルトガルでカステラが食べられるようになりました。
しかし、ポルトガル人は食べ物に保守的で、カステラを試食してみようとはなかなかしません。
また、カステラの文化や歴史を知る人もたいへん少ないのです。
当然ポルトガルの人たちは、カステラの食べ方も知りません。
カステラの上にのっている紙も食べたり、ひと切れずつカットせずに丸ごとかぶりついたりと、突拍子もないことが起こります。
ですからカステラの生まれ故郷への里帰りは、とても時間がかかりそうです。